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METHOD
工法

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多滑車引抜工法

多滑車引抜工法

多滑車引抜工法とは、油圧式クレーンのブーム先端に複数の多滑車を装備した二本構リーダーを取付けた無騒音、無振動型の杭引抜機です。

クレーン本体のウインチ能力を複数の多滑車を介すことで引抜力を増大させています。

引抜工事は予めバイターが掴める程度引抜く杭の頭部を掘出し、十分反力の取れる安定した場所リーダーを設置します。

杭頭部をバイターで掴んだ 後、引抜機のウインチを巻いて杭と地盤との摩擦をカットしながら引上げ、腰が切れたことを確認した後に補巻フック或いは相番クレーンにて完全に引上げます。

最小作業半径 最大作業半径 全長 軸距 全幅 ストローク 奥行

特長

  • 杭抜機1台で多滑車の役割もこなす工法の為に、狭隘地での 施工に対して効率的な工法です。
  • 杭重量で180t程度までの杭引抜が可能です。
  • オーガーを外すことで杭引抜用多滑車として使用することができます。